F's diary

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【最近の気付き】教師の残業について

どうも、Fです。

普段グラブルやらソシャゲ関係の内容書いてるので、こんな感じの記事書くのはどうかなぁ...とは思いましたが、ツイッターポチポチしつつふと思った疑問や個人的な考えを書いていきたいな、と。ちなみに法律のことはよく理解していないです。所々感情的な表現もあるかと思いますが、そこは目を瞑って頂けるとありがたいです。

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昨今、ニュースを賑わしている教師に対して教師によるいじめ問題。こちらの方もブログで個人的な意見を書いてみたいな、と思ったのですが、個人的に教師の残業について興味持ったのでそちらについて今回書いていきます。

教師が残業する理由を主に4つ挙げると

  1. 教材研究
  2. 会議
  3. 生徒指導
  4. クラブ活動

かと思います。抜けているものがあればすいません。どれも教師の醍醐味といっても過言ではないでしょう(会議以外)。ただ、それらの内情は...。マイナス発言に受け取られてしまう表現があるかもですが、あくまで「残業」の観点から話を進めたいと思います。

とりあえず1つずつ見ていきましょう。

 

①. 教材研究

授業の要、教材研究。黒板への板書計画やプリントなどの教材作成、最近はICTを導入した授業も積極的に取り入れらる風潮にあるためパワポ作成にも力を入れる人もいる。さて、1つの授業を成立させるためにどれだけの時間必要でしょうか。また、中学校担任ならば自分の専門教科だけでなく道徳・総合・学活などの準備も必要。平日1日6コマある内の4~5コマは授業をしている。小学校担任ならば毎日6コマ自分のクラスにベタ付き。最近は理科や英語、音楽など一部教科担任制を取り入れている自治体もあるので、そこは負担軽減か。放課後があるじゃん?と思っても後述する理由により、結果として定時内では教材研究する時間はなかなかなさそう。

 

②. 会議

職員会議や委員会活動のための会議、その他行事ごとに関しての会議など週3~4、多い時で5あるときもあり、5は稀。基本的には定時内で終わるものがほとんどの印象。生徒間トラブルに関する会議は定時外が多い。懇談、家庭訪問も会議のカテゴリーに入れて良いのかな? 仕事が忙しい保護者もいるため、定時から2,3時間後にしか懇談出来ないご家庭も。場合によっては1~2時間コース。

 

③. 生徒指導

これが一番多い。基本的には生徒間トラブルの対応。物理的な蹴った殴った髪引っ張ったのケンカや精神的な人間関係のトラブル。学校外で起こったLINEを使ったSNSトラブルなどなど。すべて教師の仕事です。放課後該当生徒から話を聞き、周囲の生徒からも話を聞き裏取りを行い、最終保護者連絡、場合によっては保護者に来てもらうもしくは家庭訪問。もちろん昨今共働きが多い印象なので保護者帰宅を待つ。トラブルは次の日まで持ち越さない、即日解決がデフォ。決して一人の教師で対応はせず、複数対応。ほぼ毎日ある。無い学校はとても恵まれた環境にあるか、教師が見逃してる。昨今生徒が自ら命を絶つケースもあるため見逃しは責任問題に発展する。生徒指導だけでなく保護者の悩み相談やご意見の対応もある。また、クラスに欠席者がいればプリントを届けることもあるが、これに関しては必ずしも絶対というわけではなく教師の裁量による。

 

④. クラブ活動

小学校には無いが(地域によっては高学年以上で月2回くらい5限目、6限目など授業の代わりにクラブ活動しているところもある)、中学校以上で放課後活動。まず間違いなく定時で終わらない。平日は定時超過1時間はデフォ。必ずしもクラブ活動時間中ずっと付いていなくてはいけないわけではないが、昨今特に今夏は熱中症等の問題もあり、顧問が付かずの活動は危険。また、いつ何がキッカケでトラブルが起きるか分からないため、その予防として活動中は顧問がつくのが望ましい。週2日は休みを(平日1日、土日どちらか1日)というガイドラインもあるが、公式戦や練習試合、その他いろいろな事情で守り切れない場合も。種目にもよるが、毎週休日に試合等あり、土日だけで1ヵ月40時間超えることも。ただし、土日に関してはクラブ手当が付き、2時間未満で0円、2時間以上4時間未満で1800円、4時間以上で3600円支給される。10時間活動しても3600円である。ちなみに往復の交通費や昼食代は自腹のため、場合によってはマイナスになる可能性もある。ちなみにやったことがない種目の顧問になることもあり、試合の審判は原則顧問で回すため、初見の種目は勉強が必要。

 

 

とりあえずこんな感じ。もっと文章練ればもっと出てきそうなので思いついたときに記事編集してるかも。④に書いたクラブ手当以外は基本的に1日の残業が2時間3時間、1ヵ月の残業が80時間になろうとも残業代は0円。ちなみに現在の労働行政の過労死ラインは月80時間残業。教師の2人に1人はこれを超えてるってどこかのニュースで見ました。まじか。

まぁ百歩譲って①の教材研究は個人の都合によるところもあるし、致し方ないかなと思う。

②については拘束時間発生するからどうかなぁ...と思うけど、懇談等の待ち時間ソシャゲで遊んでも良いなら致し方ない...いや、普通に考えて教材研究一択だろうけど。

③④については残業代が発生して然るべきかと。6時間審判しても0円。とりあえず審判は大変なので、審判員の手配があればもう少し環境良くなりそう。

 

っていろいろ書きましたけど、ぶっちゃけ国なり教育委員会なりが働き方改革で残業発生しないような取り組みを「命令」しない限りずっと今の状態が続くかと。クラブ活動は定時で確実に終了させる、電話も定時以降は留守番電話にする、など。それでも残業は発生するだろうけど、そこは残業代でなんとか...。教師の好意で成り立っている現状に甘えてはいけない。

 

 

っていろいろ書くと、「じゃあ教師辞めて他の職業就けばいいじゃん」って意見も聞こえてきそうですが、この問題は0か1かで語れるほど簡単な話ではありません。教師の給料は税金で賄われているから残業代はないだろ、と思う方もいるでしょうが一般企業と同じくその仕事が必要な仕事であるならば例え教師であっても残業代は出るべきでしょう。

 

とりあえず教師自身の働き方改革も大事だけど、それだけでは手に余る部分が多いんじゃないかな、体制見直した方が良いんじゃないかな、といったお話でした。

 

 

 

 

おしまい。